本日は大変ご多忙の中、日本全国より会場に足を運んでくださった皆様、LIVE配信をご視聴くださった皆様そして心震える素晴らしいプレゼンテーションをしてくださった壇上店舗、優秀店長の皆様皆様と居酒屋甲子園の理念のひとつでもある「共に学ぶ」を体現できた事、心より嬉しく思います。誠にありがとうございます。また、居酒屋甲子園の理念と目的にご賛同いただきご加盟いただいた3455店舗の皆様朝早くから共にこの大会を成功させる為に日本全国よりお集まりいただいた実行委員の皆様垣根を越え共に活動してくださるサポーター企業様、本大会に関わってくださった全ての皆様に居酒屋甲子園を代表いたしまして、心より厚く感謝御礼申し上げます。本当にありがとうございます。いつもの道をいつも通りに歩く。そのありがたみを私たちは苦しいほど知りました。この激動の数年間。多様性、柔軟性が重要視されるこの現代社会。過去の成功体験にとらわれず 未来の失敗を恐れず目の前の確かな成長に重きを置き、今こそ垣根を越え 同志と共に 力を合わせ変革する時。そんな想いを「共に生きる」という言葉に託し1年間 活動をしてまいりました。あれは忘れもしない2023年の春。色とりどりの花の香りとやわらかい日差しに春の訪れを感じ桜が少しずつ咲き始めた頃。私たちが待ち望んだ希望の景色が現実となりました。 やっぱり居酒屋で飲む生ビールが美味い!お店を続けてくれてありがとう!今年は 沢山お店利用するからね!沢山の方々からの温かい言葉があの瞬間、どれだけ心からの安心と明るい未来への光をいただけたでしょうか。経営者、幹部の皆様が守り抜いてきた大切な仲間と会社。店長、スタッフの皆様が、守り抜いてきた大切なお店。誰かの為に、「本気で今を生きる」という 共通の目的に「何度も何度も」ふれさせていただき、改めて「感謝をする」という言葉の深い意味に気づかせていただきました。それは同時にこれまでの日常、一つ一つの些細な事柄にいかに無関心で過ごしてきたかという事にも気づかせていただきました。お客様がご来店して くださる事仲間が毎日出勤してくれる事毎日食材やお酒を届けて くださる事今日もお店を開店できる事当たり前だった一つ一つの事柄に、「有難いな」と幸せを感じる事で人の心は豊かになる。何よりもたった一度の人生の中で奇跡的に出逢あわせていただいた方を笑顔に、幸せにできる飲食業という仕事に出逢わせていただいた事に改めて心から感謝をする事ができました。どんな時代であろうと「何の為に」その抑えきれない純粋な感情に心は震え大切な方の笑顔の為に行動する事で幸せは溢れると私は思います。先人の方々が「何の為に」を何よりも大切に生きてこられた歴史を、少しだけお話させてください。1945年 太平洋戦争 終戦から 今年で78年。終戦後、焼け野原となった日本。終戦直後は混乱を極め、人びとは戦時中とは異なる労苦のすえ、未来への第一歩を踏み出しました。食べ物も 家も 働く場所すらないそんな中子供達に幸せになってもらいたいという共通の志はこの令和という時代に入り、先人の皆様のお陰でこんなにも不自由なく暮らせる国となり、日本が誇る居酒屋という文化も託していただきました。その志を受け継ぎ19年前 「居酒屋から日本を元気にする」という壮大な志の元 立ち上がった 居酒屋甲子園当時、ホテル代がないからと 始発まで居酒屋で業界の未来を熱く語り 本気で活動しても主催した勉強会後の懇親会には、一人も参加者がおらず創業理事長の大嶋が居酒屋の隅で肩を震わせ泣いた夜もあったと伺いました。その志は居酒屋甲子園という名前ではなく、「共に」という同じ志のもとこの数年間でさえ、日本全国に沢山の「共に学びあう」飲食団体が立ち上がりました。100年に一度と言われるこの国難を共に乗り越えた私たちは混乱に惑わされず、新たな希望を見出し、未来への第一歩を踏み出す時。私たちが志高く「共に生きる」事で、飲食業界の価値を向上させ、更に人が輝き続ける魅力ある飲食業界を子供達に残せるような、人生を同志の皆様と共に歩んでいきたいと思います。年々、我々外食産業を取り巻く環境も経済状況も目まぐるしく変化しております。加速する情報革命、テクノロジーの急速な発展と共に数えきれない問題や壁が私たちを待ち受けています。それは同時に、私たち人間の本質でもある「心の成長」が何よりも大切なるということです。本日の壇上店舗、優秀店長様の発表から現状維持ではなく様々な挑戦から 成功や失敗を繰り返し圧倒的な時間を費やした先に飲食人のプロという質を身につけられた姿。飲食業に自信と誇りを持ち、誰と比べるでも どのお店と比べるでもなく新たな挑戦の先に確立した人が圧倒的に輝く新時代の飲食店の学びと気づきを 心で体感させていただきました。10年後 20年後 30年後好奇心溢れる世界中の子供たちがこの日本の 飲食業というステージで私たちと手を繋ぎ共に仲間を幸せに共にお客様を笑顔に共に居酒屋から日本そして世界を元気にするその日まで一歩一歩皆様と共に 成長させていただければ幸いです。最後にこの居酒屋甲子園を通じて沢山の勇気と希望をいただきました。 乾杯の声が響き渡る 満席の景色を見て沢山の方に居酒屋が「愛さている」と知り本当に嬉しかった 勉強会後の懇親会で苦しくて泣き崩れた社長が、「諦めない」と 覚悟を決めた あの力強い目から勇気をもらった先人達が弛みない努力の先に創りあげたこの日本、居酒屋甲子園の名前すら誰も知らない中、何千、何万という希望の扉を叩き続け「共にという概念」を繋いでいただいた魂を僕は必ず伝えていく 居酒屋から日本、そして世界を元気にする為に、自社も居酒屋甲子園も 全部「本気で行動」した同志の姿に共に生きる 覚悟を決めた子供達がマスクを外し誰の目も気にせず 無邪気に笑い嬉しそうに友達と「青春を取り戻す」その姿にあたたかい 希望をもらった今大会を通じ、一人でも多くの方に「絶対に諦めない」という覚悟が芽生え、勇気に満ち溢れた力強い目に希望という情熱が灯り 共に流した汗と涙が今大会のテーマである「共に生きた」証であり居酒屋から日本そして世界を元気にした証でもあると心から願っています。 今年も数えきれない感謝と沢山の出逢いをこの居酒屋甲子園を通じて沢山いただきました。私が居酒屋甲子園で人生が変わったように 沢山の方に居酒屋甲子園に出逢い人生が変わったと 今年も沢山の「ありがとう」をいただきました。本当にありがとうございます。第一回大会から築き上げ関わってくださった 全ての同士の想いを乗せて居酒屋甲子園に関わってくださる全ての皆様に、心より尊敬と感謝をすると共に、居酒屋甲子園はこれからも皆様と共に生きていきます。本日は 本当にありがとうございました。NPO法人居酒屋甲子園理事長 氏田 善宣